アローダイアグラムで経路と日数を確かめる
アローダイアグラムの矢印を押すと、そこから終了までで最も日数がかかる道が塗られ、合計日数が出ます。過去問の図を写して、自分の答えと照合できます。
アローダイアグラムでつまずくのは、たいてい合流する結合点です。 2本の矢印が入ってくる丸で、速いほうを採るか遅いほうを採るかを間違えると、全体の日数が変わります。 文章で「遅いほうに合わせる」と読んでも、図の上で何が起きているかは見えません。 矢印を押して、そこから先の道がどう伸びるかを目で追ってみてください。
結合点2で道が2つに分かれ、結合点5でまた合流します。上の道(B→D)は11日、下の道(C→E)は12日。合流点では遅いほうに合わせるので、全体は12日です。上の道には1日の余裕があります。
矢印を押すと、そこから終了まででいちばん日数がかかる道が濃く塗られ、合計日数が出ます。
自分で図を作る(過去問の図を写して確かめる)
1行に1本の矢印を 始点 終点 作業名 日数 の順で書きます。
ダミー作業は作業名を -、日数を 0 にします。
区切りは半角スペースでも全角スペースでもカンマでも構いません。
# から行末はメモとして無視されます。
入力すると図はすぐに描き直されます。書いた内容はこのブラウザにだけ残ります。
図の読み方
矢印1本が1つの作業、丸が作業と作業のつなぎ目(結合点)です。 丸そのものは時間を使いません。矢印に書かれた A(4) は「作業Aに4日かかる」という意味です。
上の図で、結合点2から道が2つに分かれています。 どちらの道も結合点5で合流しますが、そこに着くまでの日数が違います。 合流点では、入ってくる作業がすべて終わるまで次へ進めません。 だから遅いほうに合わせます。速いほうの道には、その差だけ余裕が生まれます。
ダミー作業(点線の矢印)
ときどき点線の矢印が出てきます。これは作業ではありません。 日数は0で、順序の決まりだけを表しています。
AとBは同時に始められますが、Cは両方が終わらないと始められません。 この「両方待ち」を図の上で表すのがダミー作業です。 Aが3日で終わってもBの5日を待つので、Cが始まるのは5日目になります。 実際の現場でも、前の工程の完了印が出ないと次に着手できない、という作業実体のない待ちがあります。 あれを図に描くための書き方だと思うと納得しやすいはずです。
このツールでできること
- 矢印を押すと、そこから終了までで最も日数がかかる道が濃く塗られ、合計日数が出ます
- そこから行ける矢印は薄く残り、行けない矢印は沈みます
- 太い線はクリティカルパス(余裕が0の経路)です
- 結合点の下に最早/最遅結合点時刻を出せます
- 下の表で、作業ごとの全余裕・自由余裕を確認できます
- 過去問の図を写して、自分の答えと照合できます
入力した内容は自分のブラウザの中だけに保存されます。サーバーには送信されません。
よくある質問
アローダイアグラムの図はどこから読み始めればよいですか。
左端の丸(結合点)が開始です。矢印1本が1つの作業で、矢印に書かれた数字が所要日数です。丸そのものは時間を使いません。右端の丸に着いたときの日数が、全体の所要日数になります。
丸に矢印が2本入っているとき、どちらの日数を使いますか。
遅いほうです。合流する結合点は、入ってくる作業がすべて終わらないと次へ進めません。片方が3日、もう片方が5日なら、次の作業を始められるのは5日目です。早く終わったほうには2日の余裕が生まれます。ここで速いほうを採ってしまうのが、この分野で最も多い間違いです。
点線の矢印は何ですか。
ダミー作業です。所要日数は0で、実際の作業ではありません。「この作業が終わらないとあの作業は始められない」という順序の決まりだけを表すために置きます。計算では0日として足します。
クリティカルパスはどうやって見分けますか。
開始から終了までの経路のうち、日数の合計が最も長いものです。この経路上の作業には余裕がなく、1日遅れると全体が1日遅れます。このツールでは太い線で示しています。同じ長さの経路が複数あれば、クリティカルパスは複数本になります。
過去問の図を入れて答え合わせに使えますか。
使えます。「自分で図を作る」を開いて、1行に1本ずつ 始点 終点 作業名 日数 の順で書いてください。入力した内容は自分のブラウザにだけ残り、送信されません。
全余裕と自由余裕は何が違いますか。
全余裕は、全体の納期を遅らせずにその作業を何日遅らせられるかです。自由余裕は、後続の作業の最早開始日も遅らせずに使える余裕で、全余裕以下になります。全余裕を使い切ると、同じ経路上の他の作業の余裕が無くなります。
関連する用語とツール
- アローダイアグラム(図の読み方と、試験での問われ方)
- クリティカルパス(余裕が0の経路の求め方)
- WBS(作業を洗い出す前の段階)
- 計算問題の練習ドリル